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第37話 操縦訓練記(5)−自家用操縦士学科試験

 学科試験の準備(航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規 )は、ほとんど進んでいません。座学で航空法規関連を少々教わった程度です。
その他では航空工学の入門書を一通り目を通しました。ページ数が少ない書籍でしたので、やや物足りない感じがしております。
航空通信に関しては、「操縦訓練記(3)−航空特殊無線技士試験」(10月の国家試験で合格)の受験勉強以上のことはしておりませんし、 航法にいたっては全くの手付かずです。
航空気象は元来興味ある分野で、過去数冊関連書籍を読んだことがありますので後日ゆっくりやるつもりです。というのも一旦着手するとこればかりにのめり込んでしまいそうな気がするからです。

 実地試験を受けるのは2年位い後になりそうなのですが、年間2回実施され科目合格の制度があるにしても、 このままでは学科試験の準備が間に合うかどうか気がかりになってきました。
何しろ最近は記憶力の減退に拍車がかかり、忘却の早いことに我ながら感心することしきりです。特に法規に規定されている数値を記憶することが難しいと思います。

 それと私にとって空中航法は全く馴染みのない科目ですので、どのようにすれば良いのやら見当も付きません。座学で教官からある程度は教わるでしょうが、 受験準備に相当時間をとられるものと予想されます。
未だに方位240とか言われてもピンときません。「机上では何とかなるにしても機上では・・・。」とか洒落を言っている場合ではありません。 早めに着手しておく必要があると思ってはおりますが・・・。

 操縦訓練の方はスローフライトとエマージェンシーに入りました。次回これらの科目が順調に進めばいよいよランディングに進むとのことです。
 その後しばらくはタッチアンドゴーの繰り返しで、「ランディングが見えるようになる」まで目指せランディング100回!(「操縦訓練記(4)−うーん操縦は難しい!」) といった展開になる模様です。

 そして天候の穏やかなある日突然ソロフライトの機会が巡ってくるのでしょう。

2008/11/17新規

2008/11/22更新

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