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第81話 操縦訓練記(18)−自家用操縦士学科試験−その2

 早いもので操縦訓練を開始して一年が経過しました。2〜3年計画で自家用操縦士技能証明書取得を目指しています。実地試験の前までに学科試験をクリアしておかなければなりません。 九州で受験するとなると3月と7月の年2回しかありません。合格後2年間は有効とのことですので、そろそろ受験しておかなければなりません。
試験科目は、航空工学、航空気象、空中航法、航空通信、航空法規の5科目です。科目合格制度がありますので、1年以内に5科目合格すれば良いので気楽(?)に取組めそうです。
 といっても3月下旬に試験が実施されるとして、後半年しかありません。準備は全くといっていいほど手付かずです。できれば全科目一気に合格したいものですが、 そう簡単に問屋は卸してくれないでしょうから、先ずは、航空工学、航空気象、航空通信の3科目合格を狙います。

 勉強方法は、過去問(国土交通省のホームページ)をひたすら繰り返し解くだけにしようと思っております。試験準備のために割ける時間は限られておりますので、基本書を読込むようなことはできないと思います。 このような方法は、実地試験の口頭試問(オーラル)の準備にはなりませんが、とりあえずの関門ですから合格することを優先させたいと思います。

 操縦訓練の方は、3回目のTGLソロに出ました。3回目はWRY-11でFull stop and Another take offを3回行い、Full stopしました。
今回は担当教官とは別の教官の同乗でした。教官毎に指導方法や内容が若干異なりますので少々戸惑う場合があります。 特に引き起こしのタイミングや量など感覚的なところが教官によって微妙に異なります。私は、まさにこの点において苦しみ抜いてきた訳ですから、 やっと安定してきた時に引っ掻き回されると更なる混乱を来たすことにもなりかねません。 しかしながら別の視点からの指摘が大変参考になることがありますので、これもまた良しとすべきでしょう。

 訓練中に水上機が飛来しました。水上機って陸地にも着陸できるとは知りませんでした。
水上機の操縦って難しそうですね。陸上と違ってフロートの摩擦が少ないので、もろにプロペラの諸効果を受けるでしょうから、より繊細なラダーやコントロールの操作が求められると思われます。

 現在までフライト回数46回、着陸回数236回、総飛行時間40時間10分となりました。(内、ソロの飛行時間1時間30分)





2009/09/18新規

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