☆時間帯別空調温度管理☆


 空調機(エアコン)の運転をスケジュールに従って自動運転できたら大変便利です。
例えば、始業時間から終業時間までとか、休憩時間だけとか、・・・。
空調機の切り忘れなどでムダにエネルギーを消費しているケースもあります。

 これまでは、空調温度を制限することで省エネすることを中心に話しを進めてまいりました。
冷房下限温度や暖房上限温度で制限することによって、省エネを図るということでした。 この場合の制限温度(冷房下限温度や暖房上限温度)は設定を変更しない限り一定の温度となります。

 日常の空調機の使い方をみて見ますと時間の経過に従って設定温度を変えたいと思うことがあります。
例えば、「朝方出勤してきたときチョッと暑苦しくて冷房を低めに設定したい」とかいう場面です。 この場合、制限温度を28℃とすると殆ど冷房が効いているという実感はないはずです。ましてや外気温が 28℃以下の場合などは余計にそう感じます。この場合、設定温度を2〜3℃低めにしておいても、 そうエネルギーを浪費する話しでは無い(ちょっと省エネに逆行するのですが)と考えます。

むしろ問題は、一旦低く設定した温度を外気温が上昇した場合でもそのままになってしまっていることです。
外気温が上昇した日中には、もとの省エネ温度である28℃になっている必要があります。
省エネとは耐えることであるといってしまえばそれまでのことですが、それほど増エネにならない快適さが必要なこともあるでしょう。





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