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第121話 走る行政書士(6)

 走らなくなって劇太りです。運動をしなくなった分、摂取エネルギーを減らさなければならないのに、食欲は衰えることはありません。結果は凡そ見当がつきそうなものの その対策を怠るのが世の常というか、私の性格です。結局、ドン詰まりまで行かないと思い知らない性懲りの無さです。

 成人病の諸要素は、薬でコントロールできていることを幸に怠け癖がなかなか抜け切れません。しかし、体重が75kgに迫ろうとしている現状に鑑み、重い腰を上げざるを 得なくなってしまいました。何せほんの少しの運動で息切れが生じる始末です。以前指摘された、最大酸素摂取量が寝たきり老人並みになっているようです。

 ということで、再びジョギングを始めたのでした。今回はフルマラソンを走ろうなどといった目標は掲げません。単に健康維持のためです。ですから、月間走行距離や ペースの目標も無しです。
 以前は、とにかく長時間・長距離をゆっくり走ることが中心でしたが、今回は長続きすることが主眼です。ですから、一周700mのジョギングコースを一周走り、300m歩くのを1セット として、これを時間が許される限り繰り返すという方法を取っております。途中歩くことによって、ある程度ペースを上げても息があがるのを抑えることができます。

 しいて挙げれば長続きすることが目標といえば目標です。気軽な気持で取組んでいこうと思っております。

<2012/03/27 追記>
 先に700m走って300m歩くと書きましたが、最近は300m走って200m歩くようにしております。その代わり走るペースを若干速め(といっても6分/km程度ですが)にしました。 200m歩いても息が整わない場合には、歩く距離を延ばしております。 それと踵を着かないようにして走ることにしました。つまり、つま先だって走るような恰好になります。自分では「忍び足走法」と名付けております。 これは以前、書名は忘れてしまいましたがランニングの本に掲載されていた走法です。読了後、早速試したところ激しい筋肉痛に襲われてしまい、以来敬遠しておりました。
 しかし、今回走り始めるにつき、従来と同様の走法では面白くないと思い、再度チャレンジしてみることにしました。といいますのは、着地する度に「ザザッ」と音がします。 このことはエネルギーロスがあることを意味します。音が出なくなれば、その分省エネということになります。そういう意味を込めて、忍び足走法と名付けた次第です。

 走り始めたころは、従来の走法(踵で着地)でした。そうすると主に脚の前の部分に筋肉痛が生じました。思うにこれは、着地の際に体重を支えるために筋肉が使われて いるのでしょう。踵から着地するということは重心の前に足がきているからで、これは重心の移動にブレーキを掛けることとなります。つまり、進行方向に加速・減速しながら 進んでいることになります。つま先で着地するためには、踵で着地するよりかなり後方で着地することとなります。そうすることによりブレーキのかかりを弱くすることができます。 これが忍び足走法の特長だと考えます。この走り方を始めた直後は、脚の後方に筋肉痛が生じました。後方が痛むということは、主に蹴ることに筋肉が使われているのでは ないかと想像します。
 記憶に頼りますと確か速く走る動物のことが書いてあったように記憶しております。それには踵を着いて走る動物はいないとも。また、太い脚は備えておらず、筋肉を使うのでは なく、腱が伸び縮みする性質を使っているのだとも書いてあったような記憶があります。と言うことは筋肉痛がある間は、まだまだ正しく走れていないこととになります。 現在、もう一度読んでみたいと思い、その本を探し求めているところです。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら書名を教えていただければと存じます。

 ちなみに直近の体重のMIN値=73.2kgです。極僅かですが減量に成功(?)しましたが、まだ誤差の範囲を脱していないものと思われます。ただ、収支の均衡がとれたのかも 知れません。少々食べ過ぎても翌朝の体重は以前ほど増加しなくなりました。ということは、もう一段エネルギー摂取量を抑えるか、運動量を増やさないとこのあたりで 均衡してしまうことを意味しております。目標(目標を持たないと言っていた舌の根も乾かない内に性懲りもなく・・・。)体重は大きく60kgとしたいところですが、 先ずは70kgを切ることが大切だと思っております。体重が減れば、同じ運動をしても消費エネルギーは減少します。よって運動量を増やすことと基礎代謝を大きくする必要があります。 (摂取エネルギーを減らすことは、生来の貧乏性から長続きがしませんし、経験上リバウンドが大きいのであまり考えておりません。)
 よって、筋トレ(百姓仕事)とジョギングをもう少し充実させなければならないと思っております。

2012/03/14 新規

2012/03/27 更新

第98話 走らなくなった行政書士


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