☆空調温度管理+パトライト表示☆


 空調温度管理システムは、デマンド管理を空調温度と関連付けることにより実現しております。従いまして、制御対象は空調機を標準としております。
しかし、全体の電力需要の内で空調機が占める割合が比較的大きい場合は空調機だけを制御対象としても特段問題は起こりません。
逆に、空調機が占める割合が小さい場合は、空調機のみを制御対象とすると空調機にシワ寄せが行ってしまい、結果的には劣悪な環境になってしまうことがあります。
デマンドオーバーが発生する可能性があるとき、空調機以外の負荷を遮断することが可能ならば、その電力余裕を空調機に振替えることができます。
空調機以外の負荷を遮断するには、それ相当の設備費用がかかりますので、ローコストで設置可能なパトライトを設置した例です。
強・中・弱の警報出力でパトライトを表示させるようにしております。勿論、負荷の遮断は、パトライトの表示による手動操作となります。

このシステムの利点は、手動操作のみのデマンド管理システムだと警報が出てから遮断までの時間の遅れによりデマンドオーバーが発生してしまうことを防止できる点にあります。
空調機の制御は自動化されていますので、手動操作が遅れても空調温度が犠牲(?)になるだけです。
パトライト表示に加えてブザーを鳴動させることもできます。また、複数のパトライトを設置することも可能です。

簡単な応用例ですが、相当の効果を期待できます。また、パトライトだけの完全手動のシステムといった手もあります。



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